葬儀・戒名・法事(追善供養)について

葬儀の種類について

九仏事もありますが、檀信徒の場合は以下の様になります。

五仏事鎖龕、起龕、奠湯、奠茶、秉炬

導師5名+維那1名+両序6名

三仏事奠湯、奠茶、秉炬

導師3名+維那1名+両序6名

練上両鉢

導師1名+維那1名+両序6名

両鉢

導師1名+維那・両序6名

片鉢

導師1名+維那・序3名

独葬

導師1名のみ

  • 仏教では、人が亡くなると「 枕経」「通夜」「葬儀」と行事が進められます。
  • 曹洞宗では、独葬より鼓鈸(チンポンジャラン)が可能な「両鉢・片鉢」がふさわしいと思われます。

戒名の種類について

戒名とはこの世を辞し仏門に帰入した時の名称です。居士・大姉を中心にそれぞれに分けられます。子供や幼子の戒名も存在します。

院殿号
院号
大居士
居士・大姉
信士・信女
童子・童女・嬰児・嬰女・孩児・孩女

葬儀以後の法事 (年回・追善供養)について

葬儀後の七日毎に読経を続け、最初の法事とも言える49日法要を迎えます。
その後100日法要を経過して、一般檀信徒の場合は以下の12回の法事(年回)となります。

1周忌
3回忌
7回忌
13回忌
17回忌
23回忌
27回忌
33回忌
37回忌
43回忌
47回忌
50回忌とむらいあげ・といあげ

法事を数回にて止めてしまう家もありますが、子が親の50回忌を挙行することができるのはまれです。子が元気なうちは、父母に対して感謝の気持ちを込めて供養をすべきではないでしょうか。また、故人を偲びながら縁者が集い笑顔にて交友を深め、各自が将来を見通す最良の好機ともなります。