行事のご案内

「3月18日」陽岳寺の南無聖観世音菩薩縁起と大祭のご案内

陽岳寺境内の観音堂に安置してある「南無聖観世音菩薩」が、いつ頃この地に影現なされたかは不詳ですが、当地大野木の大木の下に鎮座され、多くの人々に深く崇められていたとされています。

そして室町時代、後柏原天皇の御代の悦翁和尚の厚い信仰により、近隣の十方施主の浄財を集めて、現在の陽岳寺境内に御堂を建立し、観世音菩薩ご勧請申し上げ、大永2(1522)年三月十八日より一週間、入仏供養ならびにご開帳の法要が行われ、以後長く観音利生の基が開かれました。

江戸時代の享保8(1723)年には、佐藤与一氏の発願にて観音堂の大改修が厳修されました。また、太平洋戦争前の昭和15(1940)年には、神野都通氏の発願にて現在の観音堂が再建され、戦後の昭和22(1947)年には、「御鎮座四二五年記念奉賛」として、御開帳大法要を厳修され、近郊の多くの人々の参詣がありました。

陽岳寺では、毎年三月十八日を大祭日として「大祭」を厳修し、多数の参詣者に対してご祈祷を執行しています。また、毎月十七日は縁日として観音講を開き、講元の人々によってご詠歌会も開かれています。

[平成31年度の観音大祭(ご祈祷)、子供祈祷も行います]

日 時  3月18日(月)9:30~12:00 受付終了11:30
場 所  陽岳寺観音堂
祈祷料  一般3,000円・特別5,000円(御札・お供物・食事を含む)
受 付  電話で受け付けを致します。檀信徒以外の方の参加も歓迎致します。

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